下町ロケット 真野のガウディ計画 その後に見つけた「夢」とは


下町ロケット ロケット編から
下町ロケット ガウディ計画編へ

ここでは、二編にかけて登場している、キャスト 山崎育三郎さん演じる 真野賢作について考察します。

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http://www.voiceblog.jp/otamama842/1164318.htmlより


真野賢作 佃製作所での存在

その後の真野賢作 ガウディ計画での存在

真野賢作の夢 


についてスポットを当てていきます。

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真野賢作 佃製作所での存在感



下町ロケットは、下町の中小企業 佃製作所(社長 阿部寛)が技術力を武器に、大企業に立ち向かっていく物語です。

佃製作所が困難に立ち向かう姿は、一見ドラマ仕立てのようですが、これは日本の技術力の中枢といってもいい中小企業が抱える問題を象徴していると言えます。

なので経済に敏感な視聴者もリアルに楽しめるのでしょう。正義が勝つ!という観点からは、視聴者を選ばない魅力がありますね!

ロケット編では、そんなピュアな佃製作所の中に、異彩を放つ人間がいました。

佃製作所 技術開発部 真野賢作(山崎育三郎)その人です。

真野がすべてに反抗心むき出しで、悪人という訳ではありません。

佃製作所は大企業 帝国重工と対峙していきますが、佃製作所の中では、佃航平と真野賢作が対峙していきます。

佃航平は、宇宙開発機構にてロケットエンジン開発担当をしていましたが、開発したロケット打ち上げ失敗の責任を取り、宇宙開発機構を退社、父親が経営していた佃製作所の後を継ぎます。

佃航平は技術者なんですね。ぶっちゃけ経営者ではありません。一般論ですが、実際こういう経営者も存在します。ただし、そんな組織が存在し得るなら、社長にモノが言える右腕の存在が必要です。

佃製作所には、メインバンクだった白水銀行から出向しそのまま社員となった経理部長 殿村(立川談春)がいます。

殿村部長、最初は佃製作所の経営になじめず孤立していましたが、佃航平の熱意と人間力に、誰よりも佃製作所を愛する社員となっていきます。

ドラマを見ての通り、殿村部長は自身の能力を存分に発揮し、佃製作所の資金繰りや財務管理を完璧にやってのけます。

技術者としての「右腕」もまた、佃製作所には必要です。

佃製作所 技術開発部 部長 山崎光彦(安田顕)がその人。

山崎は純粋な技術者です。佃製作所の技術の要であり、佃航平の右腕です(常に佃航平の傍にいますね)。

この2人の存在が佃製作所の絶妙なバランスを取っています。

その中に、異端児である真野がいるんですね。

真野とキーマン2人(殿村 山崎)の異なるところ。それは、佃航平の「夢」に共感し共にしているかどうかにあります。

佃航平は技術者です。根底には技術を通じて「夢」を持っています。その夢とは、宇宙開発機構で挫折した、「ロケット」。ロケットエンジンの開発です。

殿村、山崎の2名は社長の夢と共に歩んでいきます。

しかし真野は、夢が何より大事、ややもすれば経営が揺らいでも夢を大事にする姿勢に大きく反発します。

その結果、真野は佃製作所で内乱を起こします。社長に対する反発、残念ながらそのやり方が間違っていた・・・真野の欠けていた所です。

結果、真野は佃製作所を後にします。




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その後の真野賢作 ガウディ計画での存在

真野賢作の夢 



「真野、終わったな・・・」と思ったロケット編でしたが、その後のガウディ計画編では再び姿を現します。

あのひげ面の野暮ったいエンジニアの姿から一転、そこにはビシッ!とした、ひげ無き真野の姿がありました。

真野は、福井にある北陸医科大学の先端医療研究所の研究員になっていました。

きっかけは佃製作の上司であった山崎部長の口利き(いい話です‥)。

そこで、同じく北陸医科大学の教授である一村隼人(今田耕司)、福井で事業を営む桜田章(サクラダ 社長)とある研究開発プロジェクトを立ち上げていました。

心臓 人工弁の開発です。コードネームは「ガウディ」

名だたる企業に人工弁の開発を依頼していきますがうまくいかず、真野は佃製作所に開発を懇願します。

「夢で生きてはいけません」

夢にあれだけ否定的だった真野でしたが、このガウディ計画の中で、佃航平がロケットに夢を託したのと同じように、真野は人工弁の開発を夢として佃航平の前に現れたのです。

ガウディ計画には、一村、桜田の2人にも夢が詰まった一大プロジェクト。

その3人に揺れ動かされ、佃航平は夢を共に、ガウディ計画に参加します。


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相田みつをさんのお言葉、引用させていただきました^^


真野もやはり、佃航平の夢に影響を受けました。

中小企業と夢・・・

大企業は「企業理念」というものを掲げ、大勢の社員のベクトルを同じにして進んでいますが、中小企業の企業理念として最も大事なのは「夢」なんだ、と教えているような気がします。

下町ロケットガウディ編、夢に向かって突き進んでいきます。その後の夢の実現に、期待して見ていきましょう。


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